Record China 2008年1月6日(日) 8時40分
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1月4日、昨年末の福田首相の訪中に際し、中国側が異例ともいえる厚遇で迎えたことを中国メディアは詳細に報じた。今回は胡錦涛国家主席の歓待ぶりを紹介する。写真は07年12月、福田首相訪中の際の天安門。
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2008年1月4日、中国の「新華社」は日本の福田康夫首相の訪中に際し、中国側が異例ともいえる厚遇で迎えたことを詳細に報じた。
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12月28日午後の温家宝首相主催の歓迎夕食会が、直前になって胡錦涛(フー・ジンタオ)国家主席主催に「格上げ」されたことは周知の事実だが、この日小雪がちらついた北京市は寒さが厳しく、福田首相を出迎える胡主席はコートにマフラー姿で、釣魚台国賓館「養源斎」玄関にて一行を出迎えた。胡主席は日本側随行員1人1人と握手を交わした後、福田首相を自分より先に建物内へと案内するよう中国側職員に申し付けていたとのこと。また「養源斎」玄関には赤い大きな灯篭を特別に飾りつけ「迎春」の意を表したという。
歓迎夕食会では、七宝焼きで美しく飾られた「菜単(メニュー)」がテーブル上に置かれていたが、福田首相夫人は食事の後これをバッグにしまいこんだと記事は紹介している。この日のテーブルには、釣魚台でもここ数年出されなくなった最高級「茅台酒」も登場。30年前に福田赳夫元首相が訪中した際に夕食会で出された酒が「茅台酒」であったことから、胡主席がその息子である福田首相のために特別に用意させたもよう。(翻訳・編集/本郷智子)
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