<バングラ人質テロ>日本人7人の死亡確認、安倍首相「痛恨の極み」=国連安保理で非難声明も―JICAプロジェクト関係者が犠牲

八牧浩行    2016年7月3日(日) 0時45分

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2日、菅義偉官房長官は緊急記者会見し、バングラデシュの首都ダッカのレストランで人質事件が発生、安否不明だった日本人7人の死亡が確認されたと発表した。国際協力機構(JICA)関連のプロジェクトに参加する企業に勤める男性5 人、女性2 人という。写真は安倍首相。

2016年7月2日、菅義偉官房長官は緊急記者会見し、バングラデシュの首都ダッカのレストランで人質事件が発生、安否不明だった日本人7人の死亡が確認されたと発表した。国際協力機構(JICA)関連のプロジェクトに参加する企業に勤める男性5 人、女性2 人という。政府は家族らの移送などのため、3日に政府専用機を現地に派遣する。

菅長官は「犠牲者の冥福を心からお祈りする。いかなる理由でもテロは許されるものではなく、断固非難する」と語った。

安倍晋三首相は首相官邸で、「痛恨の極み。今回の残虐非道なテロによって罪のない多くの人の命が奪われた。強い憤りを覚える」と表明した。

岸田文雄外相は、「国際社会としてテロに対して強い非難のメッセージを発しないといけない」と言明。日本が議長の国連安全保障理事会でテロ非難の声明をまとめる方針を明らかにした。(八牧浩行

■筆者プロフィール:八牧浩行

1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務取締役編集局長等を歴任。この間、財界、大蔵省、日銀キャップを務めたほか、欧州、米国、アフリカ、中東、アジア諸国を取材。英国・サッチャー首相、中国・李鵬首相をはじめ多くの首脳と会見。東京都日中友好協会特任顧問。時事総合研究所客員研究員。著・共著に「中国危機ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外国為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。

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