奇跡!30歳の娘を病気で亡くした61歳女性が男児出産―中国

人民網日本語版    2016年7月7日(木) 22時20分

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このほど浙江大学医学院附属産婦人科病院で61歳の女性が無事男児を出産した。写真提供は浙江大学医学院附属産婦人科病院。

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「当病院で出産した最高齢の女性。長年帝王切開手術をしているが、私より年上の妊婦の手術をするのはこれが初めて」。こう語るのは、浙江大学医学院附属産婦人科病院の産婦人科主任の賀晶教授。「まさにおばあちゃん級のお母さん。お母さんが61歳で、お父さんは66歳。初めて会った時、娘か嫁の検査に一緒に来たのかと思った」という。都市快報が報じた。

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今回出産したのは張さん(仮名、61)。もともとは幸福な家族生活を送っていた彼女だったが、娘が30歳で病死。張さん夫婦はひどいショックを受けたが、その後もう一度子どもを産み、一家団らんを楽しみたいと考えた二人は病院を訪ね歩いたという。そして昨年11月、生殖補助医療(ART)の助けを借りて妊娠に成功。6月27日、妊娠36週目を迎えた張さんは同病院のスタッフが見守る中、男の子を無事出産。体重は2930グラムで健康な赤ちゃんだった。

中国では二人っ子政策の実施を受けて、高齢出産する女性がますます増えている。同病院の副院長で、生殖専門家の徐鍵主任医師は「現在、二人目を産む女性の年齢は35〜40歳に集中しているが、45歳や50歳以上というケースも少数ながら存在する。高齢での妊娠は生育能力の低下や着床の失敗、流産などリスクが伴う。高齢の夫婦には、生殖補助医療を受ける前に、自分たちの条件をよく検討し、十分な準備をしてもらいたい。また、妊娠前や妊娠期間中の管理を強化し、スクリーニングや遺伝学的検査を行って、障害や遺伝性疾患の早期発見と早期予防対策を行う必要がある」と話している。(提供/人民網日本語版・編集KN)

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