拡大
2008年を迎え、北京オリンピックへのカウントダウンがはじまった。五輪開催に沸き着々と準備を進める中国の姿を10回シリーズで紹介する。第6回は、注目のチケット販売数と宿泊施設整備に関するニュース。
(1 / 9 枚)
2008年を迎え、北京オリンピックへのカウントダウンがはじまった。五輪開催に沸き着々と準備を進める中国の姿を10回シリーズで紹介する。第6回は、注目のチケット販売数と宿泊施設整備に関するニュース。
【その他の写真】
2008年の北京オリンピックでは700万枚のチケットが販売されるという。
北京商報の報道では、全チケット700万枚のうち、25%は海外向けに販売される。1人当たり4〜5枚のチケットを購入する計算だと、オリンピックを観戦する外国人は35万〜43万人、加えて一般観光客も含めると、期間中には45万〜50万人の外国人が北京を訪れることになる。また、オリンピックに出場する外国人選手と外国人記者は合わせて5万人、選手の関係者が3万人の試算。
そうなると宿泊先の確保も心配になってくるが、予測では、オリンピック開催期間中の1日あたりの使用ベッド数は最大で33万3000台。北京には5780軒の宿泊施設があり、総ベッド数は64万台なので、宿泊料はこれまでのオリンピックほど高騰しない見通しだ。北京オリンピック組織委員会サービス部副部長の向萍(シアン・ピン)氏によれば、スタンダードルームの最高価格は5つ星ホテルで2960元(約4万4000円)、4つ星ホテルで2320元(約3万5000円)、3つ星ホテルで1600元(約2万4000円)ということ。(翻訳・構成/愛玉)
ピックアップ
この記事のコメントを見る