日本に不倫ドラマが多い理由―中国メディア

人民網日本語版    2016年7月10日(日) 0時0分

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「不倫」をテーマにした日本ドラマが毎年のようにあるが、今年は特にそれが多い。資料写真。

不倫」をテーマにした日本ドラマが毎年のようにあるが、今年は特にそれが多い。春クールのドラマだけでも、中国のネットユーザーの間で好評を博した「僕のヤバイ妻」のほか、人気小説をドラマ化した「不機嫌な果実」、アイドルグループAKB48の元メンバーである前田敦子がヒロインを務める「毒島ゆり子のせきらら日記」、NHKの「コントレール〜罪と恋〜」など、4作品があった。信息時報が報じた。

この種の日本ドラマを見ると、主人公の浮気の理由や行動が斬新で、視聴者の価値観や世界観、人生観まで変わってしまうような思いがする。しかし「なぜ不倫をテーマにしたドラマがこれほど人気になるのか?」と首をかしげるネットユーザーもいる。ドラマは実生活の鏡と言われるように、日本で不倫をテーマにしたドラマが多いのも、現在の日本の社会の風潮と無関係とはいえない。

日本で最近行われた調査の中で、「不倫をしたことがありますか?」という直球の質問に対し、20〜39歳の男性の20.9%が「ある」と答えた。さらに、35〜39歳の女性となると、なんと43.8%が「ある」と答える驚きの結果となった。日本の芸能界でも最近、不倫のニュースが絶えない。

このような背景の下、日本で不倫をテーマにしたドラマが人気になるのはある意味自然なことだろう。ある日本メディアがまとめた不倫ドラマの最高傑作ランキングにトップ10には、今年の作品はランク入りしていないものの、トップは2014年に女優の上戸彩と俳優の斎藤工が主演した「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」だった。2位には、中国でも人気となった「失楽園」、3位には「金曜日の妻たちへ」がランクインした。

夏クールでも不倫ドラマが放送される予定だ。7月12日から放送が始まる「せいせいするほど、愛してる」で、禁断の恋を展開するのは、人気アイドルの滝沢秀明と武井咲。原作となった同名漫画によると、OL主人公と副社長の大人の純愛ストーリーということだが、それをどう評価するかは、見てからのお楽しみだ。(提供/人民網日本語版・編集KN)

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