人民網日本語版 2016年7月10日(日) 18時40分
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ユーロ(欧州サッカー連盟:UEFA欧州選手権)2016もいよいよ大詰めを迎え、決勝進出の2チームが出そろった。新華社客戸端はこのほど、百度地図などと共同で、ビッグデータを利用して、大会開催中の中国人サポーターの「日常」を分析した。
ユーロ(欧州サッカー連盟:UEFA欧州選手権)2016もいよいよ大詰めを迎え、決勝進出の2チームが出そろった。新華社客戸端はこのほど、百度地図、百度輸入法(入力ソフト)、百度外買(テイクアウト)と共同で、ビッグデータを利用して、大会開催中の中国人サポーターの「日常」を分析した。身近にいる「理解に苦しむ」サポーターが、この1カ月をどのように過ごしたのか、一緒に見てみよう。新華社が伝えた。
○試合開始時刻が来ると自然に目が覚め、コーヒーは片時も手放せない
百度地図の統計データによると、「ユーロ2016を観戦したことがある」と答えたユーザーは全体の68.4%に達した。うち男性は87.3%、女性は12.7%をそれぞれ占めた。
年齢層別にみると、サポーターのうち、25歳から34歳が32.2%、35歳から44歳が27.5%をそれぞれ占め、これら2つの年齢層が、ユーロ2016を観戦する主なサポーターであることが分かった。
ユーロ2016を観戦するユーザーのうち、ドイツチームのサポーターが過半数に達し、今大会で最も注目されるチームとなった。サポーターの間で最も多く取り上げられた話題は、「ペナルティキック」と「終了間際の決勝ゴール」だった。
今大会の試合のほとんどが、北京時間で深夜の時間帯に行われた結果、サポーターの就寝時間が乱れることに。百度地図の住宅エリア位置、検索、生活サービスなど各データを総合的に分析した結果、一部のサポーターは、午後8時から9時ごろに早めにベッドに入り、午前0時あるいは午前3時ごろに再び起き出し、生中継の試合を観戦するという状況が明らかになった。また、全天候型「待機」状態のサポーターもおり、彼らは1日中忙しく働いた後、帰宅して引き続き徹夜して自分のお気に入りのチームを応援するという生活を送っている。
だが、どのタイプのサポーターであろうと、夜を徹して観戦するとなると、「眠気」には勝つのは容易ではなく、どうしてもコーヒーに助けを求めざるを得なくなる。
百度外買の統計データによると、ユーロ2016開催中、マックカフェ、パシフィックコーヒー、Costa、zoo coffeeなど各コーヒーブランドのテイクアウト受注量は軒並み約20%増加し、新規ユーザーも45%増えた。たとえば、パシフィックコーヒーの1日あたり受注量は前期比25%、営業額は同28%、それぞれ増加した。
○「ピリ辛ザリガニ」は、ユーロ2016「観戦の友」?
徹夜して観戦となると、当然のことながら、「おつまみ」が欲しくなる。夜食の種類別にみると、以前から人気が高い定番の「串焼きとビール」という組み合わせや、昨年流行した「ビールとフライトチキン」でもなく、今年は「ピリ辛ザリガニとビール」のコンビが、サポーターの間で新たな人気を博している。
北京・上海における深夜の人気テイクアウト商品ランキングトップ5は順に、ザリガニ・飲料(ビール、アイスティー)、串焼き、スーパーのおつまみ、滷味(醤油とスパイスの煮込み料理)だった。伝統的な飲食文化の影響が色濃い広州のトップ5は順に、ザリガニ、串焼き、砂鍋粥、スーパーのおつまみ、滷味となっている。
○試合観戦はフランス現地より「宇宙センター」と呼ばれる夜の街が人気
中国人の所得が増え続けるのにともない、海外でのサッカー観戦は、もはや贅沢な夢ではなくなった。ユーロ2016開催前後にフランス各都市を訪れる人々に関する統計データによると、試合が行われるスタジアムがある10都市のうち、パリ、ニース、マルセイユなどの観光都市を訪れる中国人観光客が引き続き多いほか、ランス、サン=ティティエンヌ、サン=ドニなどの工業都市も、同大会の影響により、より多くの中国人観光客が観戦のために訪れている。
また、海外に出かける時間的余裕のない中国人サポーターの中には、観戦を楽しめるスポーツカフェやバーを好む人も多い。準々決勝以降、大会への注目度が高まると同時に、スポーツカフェ・バーで観戦する人の数もやや増加した。
正統派サポーターであれ、ただ騒ぎたいだけの「似非」サポーターであれ、「宇宙センター」と異名をとる北京五道口、上海新天地、広州環市路バー街などは、深夜の試合観戦のために、多くのサポーターが集まる場所となっている。(提供/人民網日本語版・編集/KM)
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