<中国食品>「事実を確かめ報道を」!「魚の毒水養殖」報道に反論、食品の安全性を強調―中国

Record China    2008年1月9日(水) 2時2分

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8日、中国農業部は米紙の「魚の毒水養殖」報道について「毒水で養殖ができるはずがない!」と反論し、中国製食品の安全性を強調した。写真は甘粛省の養魚場。

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2008年1月8日、農業部の高鴻賓(ガオ・ホンビン)副部長は、8日に行われた発布会で、中国農産品の安全に関する活動状況を紹介するとともに、「ニューヨーク・タイムズ」の「中国の毒水養殖魚」報道は、大げさで人々に誤解を与えかねない記事であると批判した。「中国網」が伝えた。

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発布会の中で高副部長は、ロイター社の記者の「『食品安全法』は、中国食品の安全性向上に効果があるのか。また、中国の水産製品に存在する問題点はなにか」という質問に対し、以下のように回答した。

「『食品安全法(草案)』はすでに、国務院の審議を通過した。この法により、中国産食品の安全性は更に向上するはずだ」

「中国では水産品の養殖に関し、すでに法律や制度によって、一定の基準が設けられ、品質検査や残留汚染物質の管理体制も整っている。2006年の検査によると、国内の水産品の合格率は98.6%、輸出検査でも98%以上の合格率だ。一部の企業や製品に問題があることは認めるが、それはすべての企業や製品に当てはまるものではない。「ニューヨーク・タイムズ」の「毒水養殖魚」報道は大げさで、人々に誤解を与えかねない。常識から言っても、毒水で魚の養殖ができるはずがない。今後は事実をきちんと確かめてから報道してもらいたい」

高副部長は、中国食品の安全性と、今後の食品管理の向上を強調するとともに、報道機関に対し、事実に基づいた報道するように強く訴えた。(翻訳・編集/高橋)

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