暴行現場を撮影の男性、数十人に殴り殺される!―湖北省

Record China    2008年1月9日(水) 8時15分

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1月8日、1人の男性に数十人の都市管理局隊員らが殴る蹴るの暴行を加え死亡させた。男性は隊員と村民が衝突している現場に遭遇。そのシーンを携帯電話で撮影していた。写真は都市管理局の資料写真。

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2007年1月8日、湖北省武漢市の「楚天都市報」は前日の7日に天門市で発生した暴行死亡事件を伝えた。

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7日午後5時頃、天門市水利局所属の建築会社社長魏文華さんと同社の王述堂さんが乗った車が湾ベイ村を通りかかったところ、村人たちと城管(都市管理局)隊員数十人が衝突している現場に遭遇。魏さんは車から降りて、携帯電話でこの様子を撮影。これに気づいた隊員らが全員で彼に殴りかかり、5分後に魏さんは地面に横たわり動かなくなった。

隊員らは魏さんを天門市第1人民医院に搬送。この時すでに瞳孔拡大、心肺停止の状態だった。同医院には、同じく城管隊員に暴行を受けた村人が少なくとも5人入院しているという。

事件の発端は、都市の生活ゴミを村の収集場に捨てようとする城管と、契約期限切れを理由にこれを阻止しようとした村民が衝突、激しい乱闘にまで発展したという。なお、現在中国のネット上では城管を非難する書き込みが集中している。(翻訳・編集/本郷智子)

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