中国の原発建設計画明らかに、今後13年間で41基を新設―中国

Record China    2008年1月9日(水) 12時21分

拡大

1月8日の報道によると、中国は今後13年間で100万キロワット級の原発41基を新たに建設する計画であることが明らかになった。北京市で開催された「米中核安全協力フォーラム」の席上、政府高官が言明した。写真は江蘇省連雲港市の原発。

(1 / 6 枚)

2008年1月8日、中国新聞社の報道によると、中国は今後13年間で100万キロワット級の原発41基を新たに建設する計画であることが明らかになった。北京市で開催された「米中核安全協力フォーラム」の席上、国家核安全局局長の李干傑(リー・ガンジエ)氏が言明した。

その他の写真

李局長は「原子力発電は安全で環境に優しく、かつ経済的なエネルギー」と、今後の経済発展のためにも原発建設の促進は重大な意義を持つと強調した。

昨年10月、中国は「国家原子力発電発展専門計画 2005―2020年」を発表。その中で2020年には原発による発電容量を5800万キロワットにまで引き上げる方針を示した。現在、稼働中の原発の発電容量は1700万キロワットであるため、今後新たに4100万キロワット分の発電所建設が必要となる。

中国は昨年7月、米国のウェスチングハウス社と契約、新型原子力軽水炉プラント「AP1000」の技術供与が決定しており、2013年にも1号機が完成する予定。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携