Record China 2008年1月10日(木) 8時32分
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1月9日、村民に暴行を加える城管(都市管理局)隊員らの姿を撮影した男性が殴り殺された事件で、湖北省天門市の警察当局は容疑者24人を特定。すでに身柄を拘束したと伝えられた。写真は北京市西城区の城管。
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2008年1月9日、湖北省天門市で今月7日に発生した城管(都市管理局)隊員による集団暴行事件で、警察当局は容疑者24人を特定。その身柄をすでに拘束したとの報道があった。同省ニュースサイト「荊楚網」が伝えた。
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同7日午後5時頃、同市湾ベイ村で城管隊員30数人と村民との衝突事件が発生。偶然通りかかった天門市水利局所属建築会社社長・魏文華さんは、村民を殴りつける城管隊員の姿を携帯電話で撮影した。これに気づいた隊員たちは、魏さんに殴る蹴るの暴行を加え死亡させた。この事件では多くの村民が負傷。少なくとも5人が入院する事態となった。
亡くなった魏さんは、同市水利局に20年勤めており、優秀共産党員として何度も表彰された経歴の持ち主。休みの日には無料で電気器具修理を行うボランティアも続けていた。同市城管局には、市内はもとより全国から非難の声が殺到。事態を重く見た天門市は、水利局や城管局等に魏さんに対する補償について検討を命じる一方、公安局長の指揮のもと、公安、検察、監察の各部門による特別捜査班を編成し、事件の真相究明に当たらせているとのこと。(翻訳・編集/本郷智子)
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