「尿検査にお茶」?2007年の「中国10大衛生ニュース」は必見!―中国

Record China    2008年1月10日(木) 21時14分

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1月10日の報道によると、中国衛生部は定例記者会見で2007年の「中国10大衛生(保健医療)ニュース」を発表。国民全員への基本医療サービスなどに関心が高まったが、一方で「尿検査にお茶」など笑うに笑えないニュースもあった。

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2008年1月10日、「中国ネット」が報じたところによると、中国衛生部の毛群安(マオ・チュンアン)報道官は定例記者会見で2007年の「中国10大衛生(保健医療)ニュース」を発表。その内容は以下の通り。

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1、国民全員が「基本医療衛生サービス」が受けられるよう、衛生事業改革の方向性が定められた。

2、増え続けるエイズなどの「重大伝染病」患者を救うため、国家予算27億元(約400億円)を投入。11月、胡錦濤国家主席、温家宝首相が河南省のエイズ患者を訪れた。

3、農村の医療保険制度を充実させるため、共済型の「新型農村合作医療制度」がスタート。9月末時点で加入者数は7億2600万人に達し、加入率は85.5%にのぼった。

4、都市部では地域密着型の医療サービスを目指し、「衛生サービスステーション」の設置が進められた。その数は2.4万件に達し、2005年と比べ47%も増加した。

5、国民に「安全な薬」を提供するため、衛生部と国家発展改革委員会などの関連部門が共同で、「医薬品の衛生体制改革」を推進した。

6、無免許の医療行為や食品汚染などを取り締まる「衛生監督機関」が、全国98%以上の普及率に達した。

7、「中国医学(漢方)」と「西洋医学」は同様の治療効果があるとして、国務院に「中国医学推進チーム」を設置。中国伝統の治療方法を見直す動きが活発になった。

8、6月、衛生部の新部長(大臣)に、無党派の陳竺(チェン・ジュー)氏が任命された。

9、「全ては国民の健康のために」をスローガンに、医療システムの先進化を目指した宣伝活動が全国で展開された。

10、「尿検査にお茶」、「家族がサインを拒否し、妊婦が死亡」などのトンでもない事件が多発。国民の意識の低さが露呈した。(翻訳・編集/NN)

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