＜北京五輪＞閉幕後も心配無用、北京の経済は安泰へ―中国

2008年1月10日、北京市で中国・シンガポール旅行業サービス業発展ハイレベルフォーラムが開催された。席上、北京五輪組織委員会の魏紀中（ウェイ・ジージョン）高級顧問は「五輪の後、北京市経済は小幅な落ち込みを見せるが大きな打撃にはならない」と明言、むしろ五輪とパラリンピック終了後に旅行業は大きな発展を見せると予測した。京華時報が伝えた。

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五輪の後に北京市経済、特に旅行業が大幅な落ち込みを見せるのではないかとの懸念がささやかれているが、魏顧問はこれを明確に否定。五輪効果により市経済の成長率は0．7％から0．8％押し上げられているが、全体の成長率である12％から見ればごく一部に過ぎず、打撃はわずかなものに留まると指摘した。

また、旅行業に関しても五輪後に真のピークを迎えると推測している。五輪前はまだ観光インフラが整備中であり、また五輪期間中はホテル価格などの上昇から観光客の足が遠のくが、終了後に再び観光客が集まるためだという。（翻訳・編集/KT）