「議会選挙」の勢いで「総統選」も?国民党の支持率急上昇―台湾

Record China    2008年1月15日(火) 8時59分

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アンケート調査の結果によると、立法委員選挙の影響で国民党の「馬蕭ペア」の人気が上昇しているという。写真は馬英九氏。

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2008年1月14日、台湾の「聯合報」が13日に行なったアンケート調査によると、立法委員選挙で国民党が大勝利を収めた影響で3月に予定されている総統選に関して、国民党の正副候補者、馬英九氏と蕭萬長氏の「馬蕭ペア」の人気が急上昇。一方、選挙で大敗した民進党の正副候補者、謝長廷氏と蘇貞昌氏の「謝蘇ペア」の支持率が過去最低まで落ちているという。「新華網」が伝えた。

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「聯合報」によると、07年8月、馬英九氏が台湾市長時代の横領罪などに問われた裁判で一審の無罪判決を受けた際「馬蕭ペア」の支持率は50%前後、「謝蘇ペア」は25%前後だった。

07年12月28日、馬英九氏が同案件の二審で無罪判決を受けた時には「馬蕭ペア」52%、「謝蘇ペア」23%と支持率にほぼ変化は見られなかった。

ところが今回の調査では、「馬蕭ペア」の支持率がはじめて60%へ上昇、「謝蘇ペア」は18%へと下がり、「謝蘇ペア」が確定した後の支持率としては最低を記録したという。

また、前回の調査では50%の緑営(台湾本土派および独立派。民進党の支持母体)支持者が、総統選では自陣営の候補「謝蘇ペア」が勝利すると表明していたが、今回の調査では逆転現象が起き、44%の緑営支持者が相手陣営の候補「馬蕭ペア」が勝利する可能性が濃厚だと答え、「謝蘇ペア」の勝利を表明したのはわずかに29%だったという。

この原因について「聯合報」では、立法委員選挙での大敗が緑営支持者の自信を大きく傷つけたためだと分析している。(翻訳・編集/HA)

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