<北京五輪>「大国の度量」とネット世論も支持、批判繰り返した石原都知事の招待で―中国

Record China    2008年1月15日(火) 11時3分

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2008年1月、東京都は石原慎太郎都知事に北京五輪の招待状が届いたことを発表。中国のネット上では、この招待が「大国の度量を見せるもの」と支持されている。写真は北京五輪メインスタジアム。

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2008年1月10日、東京都は石原慎太郎都知事に北京五輪の招待状が届いたことを発表した。中国批判で知られる石原都知事を招待したことは日中両国で大きな注目を集めている。14日、国際先駆導報が伝えた。

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石原都知事は中国を「唯一の帝国主義」「民度が低い」とたびたび批判してきた。中国側も日本を代表する右翼政治家と評し、関係は悪化していた。この関係に変化が見られたのは東京都の目指す2016年夏季五輪招致に北京市の協力を要請して以降のこととなる。石原都知事は北京五輪視察を希望していたが、中国側が受け入れるかに注目が集まっていた。今回の決定に中国のネット世論は「大国の度量を見せるもの」として賛同の意見が多い。

人権問題、環境問題、為替レートなど貿易問題を含め、北京五輪への国際的な批判は相次いでいるが、中国は国際協調の姿勢を崩してはいない。すでにアメリカのブッシュ大統領、ヒラリー・クリントン上院議員は北京市を訪問する意向を示しているほか、フランスのサルコジ大統領、天皇陛下にも招待状が送られた。(翻訳・編集/KT)

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