<海面上昇>世界平均上回る!天津で196ミリ記録、災害につながる恐れも―中国

Record China    2008年1月17日(木) 10時40分

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15日、中国国家海洋局は「2007年中国海平面図公報」を発表。約30年間で世界平均を上回る90ミリの海面上昇が見られたという。最大となった天津市では196ミリの上昇が観測されている。

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2008年1月15日、国家海洋局は「2007年中国海平面図公報」を発表した。約30年間の間に世界平均を上回る90ミリの海面上昇が見られるという。上昇幅が最大となった天津市では196ミリの上昇が観測されている。中国新聞社が伝えた。

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「2007年中国海平面図公報」によると、ここ30年間で毎年平均2.5ミリの海面上昇が観測された。世界平均の年1.7ミリを上回る数値となった。今後10年間で32ミリ上昇すると見られている。上昇幅には地域差も大きく、最大となった天津市が196ミリ、続いて上海市で115ミリの上昇が観測された。

海面上昇は赤潮、嵐などの海洋災害を増やし、港湾などに大きな被害をもたらす可能性もあるという。海面上昇の原因としては気候変動が考えられるとして、エネルギー節約汚染物質排出量削減などの対策を強化する必要があると指摘されている。(翻訳・編集/KT)

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