人民網日本語版 2016年8月19日(金) 21時20分
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蚊と聞くと、なんだか体がむずがゆくなるという人がほとんどだと思う。しかしロシアの田舎の小さな町ベレズニキでは、蚊祭りという蚊のイベントが3日間にわたって開催されている。
もともとは冗談から始まったこの祭りだが、2013年以来、毎年人々がこの地に赴き、「蚊」の仮装をして「蚊の大行進」をする。制限時間内に捕まえた蚊の数を競う「蚊狩り」コンテストや、誰がより蚊のように長くて細い脚かを競う「蚊の足」コンテストなどがある。蚊祭りで最も風変わりなのが、20分間で蚊に刺された箇所の数を競うものだ。ただし、参加資格があるのは女性だけ。
エントリーした女性たちは、ミニスカートを履いて外で蚊に刺されるのを待つ。1名の医者を含む審査員たちが参加者の体の、蚊に刺された箇所の数をを確認する。優勝者には「最高に美味しい女の子」の称号を与えられる。
今年のロシアの蚊祭りは、12日から14日まで開催され、今年はイリナ・イリュヒナちゃん(9)が43箇所の戦績をあげて「最高に美味しい女の子」部門優勝を果たした。しかし、2013年の成績と比べると「全然だめ」なのだそうだ。その年の優勝者は、100箇所も刺されたという。今年は異常な暑さと乾燥した気候のために蚊の数が減少したことが関係しているとみられている。(提供/人民網日本語版・編集/TK)
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