Record China 2016年8月23日(火) 13時40分
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22日、リオデジャネイロ五輪で日本が披露した東京五輪のPRセレモニーをめぐり、中国新聞網は「日本が伝えた三つの信号」と題する記事を掲載した。写真は東京都庁。
2016年8月22日、リオデジャネイロ五輪で日本が披露した東京五輪のPRセレモニーをめぐり、中国新聞網は「日本が伝えた三つの信号」と題する記事を掲載した。
閉会式で繰り広げられる8分間のセレモニーは、次期大会の「試演」的な存在だ。日本はこの短い時間で「東西文化の融合」「日本の技術力」「復興に向けた『刺激剤』」という三つの信号を伝えた。
▽東西文化の融合
セレモニーでは各国の「ありがとう」という言葉が文字で示された。東西文化が合流する場所に位置する日本は海外の文化を吸収して伝統文化と融合させるのに長けている。日本の安倍晋三首相が人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」のマリオに扮して登場したことも、「想定外の巧妙な融合」と呼べる。
▽日本の技術力
閉会式では着物姿の小池百合子都知事が五輪旗を受け取った。ただ、セレモニーの中では流行文化が伝統文化に取って代わった。アニメ、漫画は日本の国際的イメージを上げる宝物だ。セレモニーにはマリオやドラえもん、「ハローキティ」「キャプテン翼」のキャラクターも登場。さらに、場外では「ポケモンGO」が世界的ブームを巻き起こしたことも忘れてはならない。セレモニーで東京五輪の33競技を紹介する際、AR技術が使われたことはまさに画期的と言える。
▽復興に向けた「刺激剤」
セレモニーの最後に会場には東京の新たなランドマーク「東京スカイツリー」が出現した。1964年に開催された東京五輪は日本が再び国際社会の一員に加わったことを示すもので、当時は経済も成長した。日本は現在、経済の低迷に直面。2020年東京五輪の経済効果はわずかとの分析もあるが、多くの人が「刺激剤」としての役割を期待している。さらに、20年東京五輪は「復興五輪」という位置付けだ。セレモニーは8分間にわたって華々しく繰り広げられたが、まだ明らかになっていない「懸念」は依然として多い。ただ、東京にそれほど多くの時間は残されていないのも事実だ。(翻訳・編集/野谷)
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