8割が「政界のリーダーは不誠実」、アンケート調査で―台湾

2008年1月18日、世界経済フォーラム（WEF）が発表したアンケート調査の結果によると、80％の台湾住民が、政界のリーダーは「不誠実」だと考えているという。これ以外にも、台湾住民が将来を悲観的に捉えているという調査結果が注目を集めている。「華夏経緯網」が伝えた。

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「人民の声」を調べるため、WEFがギャロップ社グループに委託して、07年10月から12月まで全世界59の国と地域の住民6万1600人を対象にアンケートを行った。

アンケート結果によると、世界の人々は例年通り、政界のリーダーの最も一般的なイメージを「不誠実」と見ており、アンケート全体の平均値は60％、台湾では80％とやや突出した数値となっている。

また、「次の世代の世界は現在に比べてどうなるか」という質問に対し、「やや危険」「かなり危険」という回答を合計したアンケート全体の数値は49％だったのに対し、台湾住民の数値は66％。逆に「やや安全」「非常に安全」という回答は同25％、台湾住民は11％に過ぎなかった。

「次の世代は現在に比べてどうか」という質問に対しては、「やや繁栄している」「非常に繁栄している」が同33％に対し、台湾住民は約半分の17％。「繁栄していない」は同36％に対し、台湾住民は54％という結果となり、台湾住民の将来に対する捉え方が世界の大多数の人々に比べて悲観的な面が目立ったという。（翻訳・編集/HA）