イラク戦争映画も話題、巨匠アン・リー監督に欧州IBC「国際栄誉賞」を授与―台湾

Record China    2016年8月26日(金) 11時20分

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25日、台湾のアン・リー監督が映画界での国際的な貢献を認められて「IBC国際栄誉賞」を受賞。9月に授賞式に参加する。写真はアン・リー監督。

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2016年8月25日、台湾のアン・リー(李安)監督が映画界での国際的な貢献を認められて「IBC国際栄誉賞」を受賞。9月に授賞式に参加する。聯合報が伝えた。

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「ブロークバック・マウンテン」と「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」でアカデミー監督賞を2回受賞。ベルリン国際映画祭では「ウェディング・バンケット」と「いつか晴れた日に」で金熊賞を2回受賞した唯一の存在としても知られる。そのアン・リー監督に新たな名誉が加わることになった。

欧州最大の放送機器展示会「International Broadcasting Convention(IBC)」から国際栄誉賞が授与された。放送や映画産業の中で、国際的に大きく貢献した人物や団体に贈られる賞だ。これまでに「アバター」のジェームズ・キャメロン監督、「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督らが受賞している。

アン・リー監督の注目の最新作は、今年11月に全米公開予定の「ビリー・リンのロングハーフタイムウォーク」(Billy Lynn’s Long Halftime Walk)。イラク戦争と、この戦いで英雄に持ち上げられた若い兵士を描くもので、「彼の視点からリアルな戦争と平和を感じてほしい」と監督自身が語っている。(翻訳・編集/Mathilda

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