Record China 2008年1月23日(水) 8時19分
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20日、「広州市・香港・マカオ青少年のストレスに関する比較研究」の成果が発表された。広東省ではストレスのため自殺を考えたことのある中高生が香港、マカオより高く7.7%に達した。写真は麻薬撲滅デーのイベント。
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2008年1月20日、「広州市・香港・マカオ青少年のストレスに関する比較研究」の成果が発表された。広東省ではストレスのため自殺を考えたことのある中高生が香港、マカオより高く7.7%に達した。10年前から3.7ポイント上昇している。新快報が伝えた。
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調査対象は成績、家庭環境共に一般的な中高生、大学生。3都市全ての青少年が学業、就業関連で強いストレスを感じていることが明らかとなった。また、広州市、マカオの大学生は将来に強い不安を抱えており、新卒者の就職が厳しい状況を反映している。
積極的なストレス解消手段としては、広州市の回答者はスポーツと友人とのおしゃべり、香港とマカオではパソコン、インターネットが首位となった。また広州市の中高生は逃避しがちな傾向も明らかとなり、専門家は一人っ子が多く困難な問題に出会った時、現実逃避しがちになると指摘した。また消極的なストレス解消手段としては「暴飲暴食」がトップ、続いて「自傷行為」となった。「ドラッグ」との回答は香港、マカオではゼロだったが、広東省の中高生、大学生は約4%が使用すると回答した。麻薬の管理が緩いことが原因と見られ、マカオでも一部の学生は広東省に行きドラッグを使用すると回答している。
問題に直面した時の相談相手としては「友人」が首位となり、続いて父母となった。中国社会心理学界の李偉民(リー・ウェイミン)理事は精神科など専門医の診察を薦め、ストレス解消のための公共機関設立の必要性を主張した。(翻訳・編集/KT)
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