建設現場で400年前のミイラを発見、30歳前後の女性か―広東省仏山市

Record China    2008年1月23日(水) 17時4分

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1月12日、広東省仏山市の工事現場で約400年前の墓が見つかり、棺の中からミイラが発見された。30歳前後の身分の高い女性と見られる。

2008年1月12日、広東省仏山市の三水中医院(旧人民医院跡)工事現場で約400年前の墓が見つかり、棺の中からは女性と見られるミイラが発見された。

建設作業員が土を掘り起こした際に発見した。墓の長さは約50cm、幅は約30cm。そばには木製の棺とふたが散らばっていた。墓の前には白色の石灰類の物質が積まれており、専門家によると、これは墓の一番外側の保護層で、その中に棺があった可能性が高いという。

19日、専門家らによって墓の掘り起こし作業が慎重に行なわれ、初歩段階の鑑定も実施された。鑑定によると、墓は今から約400年前、明(1368〜1644)か清(1644〜1912)の時期に建てられたもの。棺の中のミイラは身長156cm程度で、30歳前後の女性であると見られている。棺が精巧であることや衣服についていた物質などから、一般人ではなく、身分が高い女性である可能性が高いという。

現在、棺や副葬品は同市内の博物館で保管されている。ミイラは広東省薬学院に運ばれ、今後さらに精密な鑑定が続けられる。(翻訳・編集/藤野)

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