上海では2000万円超!豪華さ競う「ハデ婚」ブームはいつまで続く?―中国

Record China    2008年1月26日(土) 12時10分

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25日、現代中国の「新婚家庭三種の神器」は「車、家、預金」だという。ますます豪華で派手になる結婚式の総費用は上海で140万元、北京で106万元という驚きの統計結果が。写真は鄭州市で行われた結婚式。

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2008年1月25日、07年の北京市に住む一般家庭の直接結婚費用は平均5万3645元(約80万円)と03年に比較すると98%増加した。毎年平均18.2%ずつ上昇しているという。「中国青年報」が伝えた。

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新婚家庭の必需品は、70年代では「腕時計、自転車、ミシン、ラジオ」だった。80年代になるとこれが「テレビ、洗濯機、冷蔵庫」に変わり、現在では「車、家、預金」とさらにレベルアップしたものになっている。

これに「奢婚(ハデ婚)」と呼ばれる豪華な結婚式の費用を加えると、総額はとんでもない数字に。公的機関による統計では、結婚にかかる総費用は上海市で140万元(約2100万円)、北京市で106万元(約1590万円)、杭州市で115万元(約1725万円)となっている。また「奢婚」は都市部だけの現象ではなく、農村部まで広がっているという。結納金の相場は毎年消費者物価指数(CPI)よりも上昇。1万元(約15万円)では話にならず、10万元(約150万円)で何とか格好がつく金額だとか。

高額の結婚費用を親に出してもらうと答える若者は全体の81.6%に上り、新居や自家用車の購入でローンの支払いに追われる新婚家庭も多いとのニュースがたびたび報道されるが、メンツやプライドにこだわる現代の若者による「奢婚」ブームはこれからも続くと予想される。(翻訳・編集/本郷智子)

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