世界を席巻する元中国籍卓球選手、21歳以上の代表移籍禁止プランが浮上―中国

Record China    2008年1月26日(土) 16時18分

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24日、国際卓球連盟(ITTF)のアダム・シャララ会長は中国人選手が次々と他国の代表になっている現状を規制するプランを示した。写真は韓国籍を取得し、北京五輪代表となった唐娜選手。

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2008年1月24日、国際卓球連盟(ITTF)のアダム・シャララ会長は中国人選手が次々と他国の代表になっている現状を規制するプランを示した。瀋陽日報が伝えた。

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先日開催された韓国卓球選手権女子シングルで、元中国籍の唐娜(タン・ナー)選手が優勝、北京五輪出場権を獲得した。唐選手は「唐[シ内]序(タン・ルイシュー)」という韓国名を取得したと伝えられ、また朝鮮日報に「今では韓国が私の故郷。実力で勝利を勝ち取りたい」と韓国への愛国心を示したことに中国国内では波紋が広がっている。ただし中国卓球チームの黄飆(ホワン・ビャオ)代表は電話で唐と話し、記事の文章は誇張されたものと聞いたという。

日本でも元中国籍の韓陽(ハン・ヤン)選手が五輪代表に選出されたが、現在世界中に元中国籍の選手が代表の座を獲得している。昨年の女子ワールドカップでは参加した16選手のうち13人が元中国籍だったという。

広東省広州市で卓球世界選手権の組み合わせ抽選会に参加中の国際卓球連盟(ITTF)のアダム・シャララ会長は、21歳以上の選手は新たに国籍を取得してもその国の代表にはなれないという規定を設ける意向を示した。(翻訳・編集/KT)

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