「出稼ぎ農民は“集団殴殺犯”よりたちが悪い！」の書き込み、非難の集中砲火―中国

2008年1月28日、「城管（都市管理局）は好きじゃないけど、それ以上に出稼ぎ農民が大嫌いなんだ」というネット掲示板への書き込みが、多くのネットユーザーの攻撃の的になっている。広東省広州市の「新快報」が伝えた。

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城管職員の行き過ぎた取り締まりは中国全土でたびたび発生し、そのつど事件として報道されているが、今月湖北省天門市で発生した城管職員による集団殴殺事件は、そのなかでも多くの国民の怒りをかった事件としていまだにネット上で論議されている。

問題の書き込みは「もし城管がいなかったら、誰が町を管理するんだ？汚い出稼ぎ農民たちが町に流れ込めば、交通の邪魔だし泥棒も増える。俺たちの町が出稼ぎ農民たちに占領されていいのか？貧民窟になっていいのか？」というもの。この文章を「敵」とみなすネットユーザーから、連日激しい非難の書き込みが続いているという。

記事の最後は、個人攻撃をするよりも法律や制度は誰のためにあるのか、我々の社会は平等で公正なものになるのかを考えるべきだと結んでいる。（翻訳・編集/本郷）