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28日、北京五輪施設の建設状況に関する記者会見で、必要な競技会場31か所と練習場45か所のうち、それぞれあと1か所を除くすべてが完成したと発表された。写真は国家体育館。
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2008年1月28日、北京五輪施設の建設状況に関する記者会見で、北京五輪に必要な競技会場31か所と練習場45か所のうち、それぞれあと1か所を除くすべてが完成したと発表された。「新華ネット」が伝えた。
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五輪建設の指揮を執る陳剛(チェン・ガン)北京市副市長によると「節約五輪」に相応しく経費を最小限に抑えた結果、建設費用は総額130億元(約1950億円)にとどまった。うち35億元(約525億円)が国家体育場(愛称:鳥の巣)の建設費用。中央と地方政府の財政からは51%を負担し、その他は企業などからの融資や寄付でまかなったという。
「鳥の巣」建設中に作業員10人が亡くなったと海外メディアで報じられた件について、北京市安全生産監督管理局(安監局)の丁鎮寛(ディン・ジェンクアン)副局長はこれを否定。06年と07年にそれぞれ死者1名の事故が起こっただけだと語った。
五輪建設に携わった作業員5万人には、全員記念バッチが配られたという。(翻訳・編集/NN)
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