汚染源はどこ?重点汚染源の6万件を一斉調査―寧夏回族自治区

Record China    2008年1月30日(水) 8時9分

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2007年11月以降、寧夏回族自治区で汚染源一斉調査が行われ、重点汚染源とした地域や汚染処理施設に対し、計6930回の測定が行われ、6万件のデータが得られた。これにより予定された計測の90%が終了。写真は同自治区内の工場。

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2008年1月28日、寧夏網によると、寧夏回族自治区で2007年11月に汚染源一斉調査の準備が始まって以来、国・省それぞれが重点汚染源に指定した地域や汚染処理施設に対し、6930回の測定が行われ、6万件のデータが得られた。これにより予定された全ての計測の90%が終了した。

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「寧夏回族自治区第一次汚染源一斉調査計画」に従い、自治区内24の県・市政府は一斉調査の担当機関を設置し、81人の専門職員と2400人の兼職職員が汚染源一斉調査に従事した。各県・市は環境保護部門が長期に渡って調べ上げた汚染源リストに基づき、区内企業や事業団体を逐一チェックし、工業汚染源4364か所、生活汚染源1万6626か所、農業汚染源2万9472か所を洗い出し、自治区内の汚染源の基礎データベースを作成した。07年12月までに、自治区は汚染源調査指導員と汚染源調査員の養成を行い、計2426人が調査にあたった。

データにしたがい、21か所の農場に対する調査が行われ、35種の農薬と28種類の肥料が用いられていることが明らかとなった。現在、自治区内の83企業と14か所の汚染処理場が国の管轄に置かれ、144の企業が自治区の管轄下となり、管理を必要とする場所が1540か所となった。全域に渡る一斉調査は現在もなお、継続されている。(翻訳・編集/小坂)

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