Record China 2008年1月30日(水) 14時40分
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1月29日、旧正月の帰省客を乗せた高速バスが63m下に転落。死者25人、負傷者14人を出す惨事となった。事故当時、高速道路は路面が凍結していた可能性が高いという。
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2008年1月29日早朝、重慶を出発した大型バスが深センへ向かう途中、貴州省との省境で高速道路の路肩から63m下に転落し、死者25人、負傷者14人を出す事故が発生した。新華網が伝えた。
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事故を起こしたのは広東省深セン行きの大型バスで定員51人、事故当時40人の乗客が乗っていた。子ども4人を含む25人の死者の多くは出稼ぎ労働者とその家族で、旧正月の帰省客だった。14人の負傷者のうち、2人が重傷を負っていたが、手当の結果、命に別状はないという。バス運転士は死亡している。
当局の事故検証によれば、事故を起こしたバスは28日午後、重慶市を出発し、29日午前3時、省境の高速道路料金所を通過して貴州省へ入った。午前7時40分、S字カーブにさしかかったところで運転をあやまり、崖から63m下に転落したようだ。
負傷した副運転士は事故当時、運転を交代して眠っており、事故の原因ついてはわからないと証言しているが、バスはかなりの過密スケジュールで運行されており、運転士は連日重慶と深センを往復していたという。
1月12日以来、中国南部は強い寒波の影響で、貴州省も全省で記録的な大雪に見舞われており、事故当時も路面が凍結していた可能性が高いという。具体的な事故原因については現在も調査が続いている。(翻訳・編集/岡田)
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