Record China 2006年7月22日(土) 14時47分
拡大
夏の避暑旅行といえば「北戴河だ」と言われるほど、全国津々浦々に知れわたっている。
(1 / 9 枚)
北戴河(ほくたいが)は、河北省秦皇島市にある、とりわけ有名なリゾートビーチです。面積は70.3k?、海岸線の長さは22.5kmにもおよぶ。ビーチとは反対側に位置する街の、東側の海辺に広がっているのは、北戴河鳥類保護区だ。北戴河東側の海辺の浅瀬は、東アジアでも重要な渡り鳥の中継地であり、毎年、鶴など多くの渡り鳥が、シベリアから南へ渡る際の休憩ポイントとしてここに立ち寄り、南方へ飛び立っていく。毛沢東時代、中国共産党の指導者たちは、7月になると必ず、ここ北戴河に避暑と休養を兼ねて滞在し、高級幹部間の会議を開いた。それは「北戴河会議」と呼ばれた。そのため、北戴河は、党幹部の保養地として一般の立ち入りが制限されていた。胡錦濤政権以降、2004年になって、共産党の質素なイメージを作るため、「北戴河会議」などの贅沢を廃止した。近年、北戴河は、観光地として観光客の誘致に力を注いでいる。過去における、著名な政治会議が行われた土地柄とあって、広告を出さなくても、すでに知名度が高く、夏の避暑旅行といえば「北戴河だ」と言われるほど、全国津々浦々に知れわたっている。
【その他の写真】
この記事のコメントを見る
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る