食品薬品監督当局、腐敗を徹底追及!350万株を取り上げ、返還!―中国

Record China    2008年1月31日(木) 16時1分

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中国の国家食品薬品管理局は、2007年中、直属する団体の職員が所有する、違法操業の疑惑がある製薬企業の株などを返還させた。株は350万株以上に上り、金品は約260万元に及んだ。写真は国家食品薬品管理局。

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2008年1月30日、2007年中に国家食品薬品監督管理局は10の直属団体が22企業を違法に操業しているとし、団体職員が所有するそれら企業の株350万株以上を返還させた。また、彼らがさまざまな名義で受け取った謝礼金や有価証券約260万元(約4160万円)相当が管理局に引き渡された。中国新聞社が伝えた。

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国家薬品監督管理局の邵明立(シャオ・ミンリー)局長は、30日、局内の紀律会議席上において、「中央紀律委員会により厳罰を受けた鄭筱萸元局長およびその補佐官の曹文荘らによる収賄事件以来、「風紀一新」をめざした管理局建て直しの成果だ」と語った。

同時に管理局は「食品薬品監督管理工作人員八条禁令」と腐敗撲滅をめざす5つの施策を発表し、行政審査改革を徹底させ、行政審査の受理、技術評価、行政審査をそれぞれ分離させる。また、薬品検査グループの団体責任制度、検査員の公表制度、検査責任の追及制度をそれぞれ確立して、腐敗を防ぎ、インターネット上の審査受理とその監督を強化する。あわせて120名以上の幹部について、配属部署の変更などを行う。(翻訳・編集/小坂)

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