Record China 2016年10月14日(金) 7時30分
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9日、韓国・KBSによると、「ハングルの日」を迎えた韓国で、政府や公共機関が外国語を多用していることが問題になっている。写真はハングル書道。
2016年10月9日、韓国・KBSによると、「ハングルの日」を迎えた韓国で、政府や公共機関が外国語を多用していることが問題になっている。
「ハングルの日」とは、毎年10月9日、朝鮮半島の固有文字であるハングルの誕生を記念して制定された祝日。政府機関が推進する「消費観光祭り」は、国民が一緒に楽しもうというイベントだが、「KOREA SALE FESTA」「KOREA BLACK FRIDAY」などの英語表現が多く見受けられ、市民からは「英語ばかりで心に響かない」という声も挙がっているという。
また、政府機関の報道資料3500件を分析したところ、資料1点あたりの外国語は平均6回使用されていることが明らかになった。これが多いとみるかどうかは個人の感覚によるところも大きいだろうが、ハングル文化連帯のイ・ゴンボム代表は、「政策の対象者は国民であるのに、その国民が知るべきことを分からないようにしている」と警鐘を鳴らしている。
これを受け、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。
「こういう指摘も1年に1回しかない」
「『ハングルの日』にだけ出てくる記事」
「ハングルを主体的に使うべき公共機関が外国語を濫用してる姿は、率先してハングルが情けないってことを示してるようなもの」
「韓国が米国の51番目の州ってことは公然の秘密」
「まずは『I.Seoul.U(=ソウルが打ち出した新しいブランド)』を変えるべき。韓国の首都だっていうのにこれじゃあ…」
「外国にハングルの素晴らしさを広める時間があるんだったら、まずはわれわれ韓国人が韓国語をしっかり使いこなすべき」
「光化門に行ったら、スタバとかお店の看板がみんなハングルで美しいと思った。英語の名前ではあるけど、ハングルにするだけでも洗練されて見える」
「英語が入ると高級感があると思いがちだけど、実はもっと安っぽく見える」
「メディアには普段からたくさんハングルを推奨する番組を放送してほしい」(翻訳・編集/松村)
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