Record China 2016年10月15日(土) 7時30分
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14日、蓋世汽車は、「台湾の同胞はなぜ日本車を偏愛するのか」と題する記事を掲載した。写真は台湾。
2016年10月14日、蓋世汽車は、「台湾の同胞はなぜ日本車を偏愛するのか」と題する記事を掲載した。
記事は、2014年と2015年の台湾での自動車販売台数トップ10を紹介。それによると、トヨタやホンダ、日産などの日本メーカーがランキングのほとんどを占めている。ではなぜ台湾は日本車の天下となったのか。
記事はいくつかの要因を指摘している。まず挙げたのが歴史だ。台湾は日本に統治された期間が比較的長く、日本文化が残っている。そのため、「日本に特別な感情を抱いたり、ある種の帰属感のようなものがある」ことが前提にあるとしている。
そして、日本がアジアにおいて自動車産業をリードしてきたことに触れ、「今日、日本車が非常に人気となっている東南アジアへの輸出ルートに台湾があったことで、早くから日本車に触れる機会があり、日本のメーカーが東南アジアの国に工場を構えるようになるにつれ、そうした“優位性”がさらに発揮されるようになった」と分析している。
また、日本車の技術力の高さも要因の一つだという。「日本のトヨタは世界のトップメーカーの一つで、高い信頼性で消費者を引きつけ、その地位を確立した」と指摘。日本に対して複雑な感情を持つ中国でも、「トヨタのSUV車の知名度と評判は非常に高い」のだという。その他の日本メーカーもランクの高低はあるものの、全体的な評価は決して低くないとしている。
そして最後に、台湾の環境だ。「台湾は元々国土が広くなく、多くの中国人が想像するほど経済的に裕福でもない」ため、日本市場と同様に、安価で、実用的で、燃費の良い小型車の人気が高いといい、実際にホンダのフィットやトヨタのヴィッツは販売台数トップ10に入っている。記事は、「台湾人からすると、感情の面でも理性的な面でも、日本車を買うことは自然な選択なのだ」としている。(翻訳・編集/北田)
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