Record China 2008年2月1日(金) 12時19分
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31日、中国外交部の劉建超報道官は定例記者会見で、「中国製ギョーザ中毒事件」について、日本政府の抗議に対し、「問題解明前の抗議は、理に適っていない」と発言した。写真は別の会見での劉報道官。
2008年1月31日、中国外交部の劉建超(リウ・ジエンチャオ)報道官は定例記者会見で、問題となっている「中国製ギョーザ中毒事件」について質疑応答を行った。主な内容は以下の通り。
―日本の消費者が中国製の冷凍餃子を食べて中毒を起こした事件について、中国メディアがほとんど報じていないのはなぜですか?
劉報道官:これは中国メディアと日本メディアの報道に関する考え方の違いでしょう。いわゆる「中国製ギョーザ中毒」事件については、まだ調査段階です。日本側もまだ総合的かつ科学的な判断を下した訳ではありません。従ってこのような時期の報道は慎重になるべきだと考えました。中国政府は最大限の努力で問題の解明に努めています。もちろん日本側とも協力して調査を進めるつもりです。このような姿勢こそが消費者に対する真の責任ある態度だと考えます。
―日本政府は31日、中国政府に対して正式な抗議を行いました。これについてはどうお考えですか?
劉報道官:私達は抗議を受け取っていません。ただ詳細がはっきりする前に抗議を行うのは、理に適ったやり方ではないと思います。ここで強調したいのは、中国政府は日本向けを含めた全ての輸出食品の安全性を非常に重視していることです。07年からはさらに厳しい品質検査を行っており、大きな成果も挙げています。(翻訳・編集/NN)
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