2016年10月18日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、韓国の富裕層は遺産相続で資産を増やすケースが多く、いわゆる独立起業家の割合は全体の3分の1にとどまることが分かった。

韓国アジア経済（中国語電子版）によると、米デューク大学が国際シンクタンクと協力し、53カ国・地域で資産3000万ドル（約30億円）以上を持つ世界の大金持ち1万8245人を対象に調査した。

それによると、韓国では一代で富を築いた独立起業家の割合が33．3％。国別では全体の47番目で、世界平均の63．8％にとどまった。

報告書は、韓国の大金持ちの多くがレベルの高い高等教育を受けており、全体の78．4％が世界の有名大学を卒業していると指摘。経営学修士（MBA）取得者は29．4％で、世界最高だった。（翻訳・編集/大宮）