<中国人観光客が見た日本>日本で開かれた家具の国際見本市、中国人の心を捉えた光景とは?

Record China    2016年11月26日(土) 12時0分

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26日、日本で毎年開催される国際見本市「インテリア ライフスタイル リビング」について中国の業界関係者がつづった文章がネットに掲載されている。資料写真。

2016年11月26日、日本で毎年開催される国際見本市「インテリア ライフスタイル リビング」について中国の業界関係者がつづった文章がネットに掲載されている。

毎年11月に開催される「インテリア ライフスタイル リビング」には家庭向けインテリアやオフィス家具、家具の材料などさまざまな商品が展示される。家具生産に携わる私の今回の訪日は当然のことながらこの見本市に参加することが目的だ。日本のデザインは非常にレベルが高いということは以前から知っている。建築、インテリアにせよファッションにせよシンプルさを大切にするのが日本のデザインの特徴だ。日本の家具メーカーの品質や風格を視覚的に理解するために、私たちは見本市に参加することから始めた。

私たちが目にしたのは国内のきらびやかな見本市とは異なる光景だった。ブースは簡単な作りのものが多く、使われている資材の大部分は再利用が可能。一方、中国ではブース設営に最低でも10万元(約150万円)、多い場合は100万元(約1500万円)も使う。その上、見本市が終わった後に撤去される資材が再び使われることはほとんどない。日本のブースは毎年同じような様式で入場者に深い印象を与えるだけでなく、リサイクル資材を使うことで毎年のコストを均等に維持できるのだ。

そして、人件費を減らすために会場には数多くの自動販売機が設置されている。駐車場も無人。駐車時間を過ぎた場合は自動的に出庫できなくなる装置が導入されている。

見本市終了後、私たちは富士山を観光してみた。なぜなら、秋は1年で最も旅行に適した時期と言われているのだから。富士山五合目はとても美しく、水も透き通って底が見えるほどだった。水温が低いせいで水中の魚は成長が非常に遅いらしい。みながここを離れるのを渋ったせいで次の観光地行きはキャンセルとなった。計画を取り消したガイドはとても残念そうな表情。もしかしたら、ここを遥かに超える美しい場所が他にあるのかもしれない。(翻訳・編集/野谷

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