<大雪>異常気象の原因はラニーニャ現象、頻発期に突入―中国

Record China    2008年2月4日(月) 11時6分

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2月3日、中国気象局の鄭国光局長は現在中国を襲う大雪はラニーニャ現象の影響によって引き起こされたとの判断を公表した。写真は浙江省寧波市の空港。スタッフは除雪作業に追われている。

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2008年2月3日、中国気象局の鄭国光(ジョン・グゥオグアン)局長は現在中国を襲っている大雪はラニーニャ現象の影響によって引き起こされたとの判断を発表した。新華社が伝えた。

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南米エクアドルからペルーにかけての東太平洋の海水温が上昇する現象をエルニーニョ現象、逆に低下する現象をラニーニャ現象と呼ぶ。いずれも世界的な異常気象につながることが知られている。2007年8月以降、1951年以来で最大規模のラニーニャ現象が発生しているが、同現象が発生するたびに中国では降水分布の異常が確認されており、今回の大雪・雨とも深い関係があると見られている。

現在、中国に限らず世界各地で異常気象が相次いでいるが、これはラニーニャだけではなく地球温暖化の影響を受けたものとの見方を示し、世界規模での異常気象頻発期に突入しているとしている。(翻訳・編集/KT)

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