加速する元安、このままでは中国は“第二の日本”に―中国メディア

Record China    2016年10月30日(日) 19時30分

拡大

28日、天資交匯は記事「中国は次の日本になるのか?人民元暴落後の影響」を掲載した。10月1日、人民元はIMFのSDR構成通貨として採用されたが、この日を境に人民元の対ドル安が加速している。このまま元安が続けばインフレは必至だ。

2016年10月28日、天資交匯は記事「中国は次の日本になるのか?人民元暴落後の影響」を掲載した。

10月1日、人民元は国際通貨基金(IMF)の特別引き出し権(SDR)構成通貨として採用された。中国の悲願が果たされた記念の日となったが、この日を境に人民元の対ドル安が加速している。このまま元安が続けばインフレは必至だ。

インフレは通貨流通量が経済の需要を上回ることで生じる。中国の通貨流通量はすでに世界一にまで膨れあがっているだけにインフレ圧力は高水準に達している。中国国民の中には将来のインフレを見越して海外の不動産を購入するなど資産ヘッジに励むものも少なくない。

もし人民元のインフレが続けばどのような影響が現れるのか。債務が高水準に達し、経済成長率はマイナスに転落。そう、今の日本と同じ状況になってしまうだろう。(翻訳・編集/増田聡太郎

この記事のコメントを見る

中国や韓国の専門知識を生かしませんか?
レコードチャイナではコラムニストを募集しています。
どしどしご応募ください!応募はこちら

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携