日本がいまだにAIIBに加入していない理由、福田康夫元首相が言及―中国紙

Record China    2016年11月4日(金) 11時10分

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3日、環球時報は、福田康夫元首相が「日中関係は回復している。日本はアジアインフラ投資銀行に加入する可能性がある」と述べたと報じた。資料写真。

2016年11月3日、環球時報は、福田康夫元首相が「日中関係は回復している。日本はアジアインフラ投資銀行(AIIB)に加入する可能性がある」と述べたと報じた。

1〜2日に北京で開かれた日本経団連と中国国際経済交流センターによる日中CEOサミットの席上、福田元首相は同紙記者の独占インタビューに応じた。

福田元首相は先日、杭州で開かれたG20サミットで日中の指導者が顔を合わせたことについて、「(日中関係は)最高とまでは言えないが、以前に比べて回復の兆しが見え、希望に満ちた雰囲気の中にある」との見方を示した。

また、日本のAIIB加入について、「その可能性は十分にある」とした。現段階で加入していない理由について、中国がAIIB設立の初期段階できちんと説明できていなかった部分があったことや、当時は尖閣問題で日中関係が冷え込んでいたことを挙げ、「両国関係が不幸な状態にある時にAIIBが始動した。双方は十分な対話ができなかった」と説明した。

さらに、「日中両国は不可分の関係にある」とし、「現在は“1+1=1.5”の段階だが、協力関係を築くことができれば“1+1”は“2”ではなく“3”にすることができる」とし、関係強化の重要性を語ったという。(翻訳・編集/北田

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