<大雪>春節前に交通まひがほぼ解消、停電も97%が復旧へ―中国

Record China    2008年2月7日(木) 21時36分

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2月6日、大雪により交通まひ状態が続いていた中国で、鉄道・道路・航空がほぼ回復したとの発表があった。停電も97%が復旧し、人々の生活も落ち着きを取り戻しつつある。写真は中国の新幹線・和諧号。

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2008年2月6日、国務院煤電油運と防災緊急復旧指揮センターは、最新情報として、各地の主要駅が復旧し旅客の滞留が解消、航空便も平常通りに回復したことを発表した。

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鉄道は6日に平常運転が再開した。主要幹線の輸送は順調で、復旧を待って各地の主要駅に滞留していた旅客は、すべてそれぞれの目的地に移動を開始した。

全国の高速道路と国・省の幹線道路は、6日午後6時にすべて再開通した。一般道路についても迂回路等の措置がとられている。

航空便については、貴州黎平空港が、滑走路の浸水により閉鎖されている以外は、すべて通常通り運行している。

エネルギー供給については、雪害により停電していた被災地区の97%で電気が復旧。被災地区のうち華東電力、華中電力(湖南、江西を除く)、南方電力(貴州を除く)は正常運転に戻った。炭鉱は、春節期間中も休みなく生産を続けており、生産力は昨年に比べ32%アップしている。

生活用品市場もほぼ落ち着きを取り戻した。関連部門は、必要に応じて備蓄肉や食用油などを被災地区の市場へ放出している。当局は、交通輸送が回復するにつれて各災害対策措置も効果が出はじめ、春節中の物資の供給は保障されたと見ている。(翻訳・編集/高橋)

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