冬のマスクはマイナス効果、中国医学の専門家が指摘―中国

Record China    2008年2月8日(金) 11時21分

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7日、風邪予防または寒さ対策として日常的にマスクを使用することはかえって人体の抵抗力を弱める、と中国医学の専門家が指摘した。資料写真。

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2008年2月7日、風邪予防または寒さ対策として日常的にマスクを使用することは、かえって人体の抵抗力を弱める、と中国医学の専門家が指摘した。「健康時報」が伝えた。

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風邪が流行って寒さが厳しいこの季節、外出時にはマスクを欠かせないという方も多いのではないだろうか?ところが中国中医科学院西苑医院呼吸科の張燕萍(チャン・イェンピン)主任は、常にマスクやマフラーで鼻や口をすっぽり覆っていると鼻腔や呼吸器が過度に保護されている状態となり、「まるで温室の花のように、弱い身体になってしまう」と指摘する。

冷たい空気が身体に入り込むのは良くないと思われがちだが、実は肺に達する頃にはすでに“暖かい空気”に変わっているとのこと。鼻腔にはたくさんの毛細血管や粘膜、鼻毛が集まっており、ここで外から吸い込んだ空気中のちりやほこりを取り除くほか、加湿や温度調節もしてくれるのだという。マスクをしなくても、立派にマスクの役割を果たしているという訳だ。

だが慢性気管支炎や喘息など呼吸器系の病気を持つ方には当てはまらないとのこと。こうした病気の方には、外出時のマスクは効果的としている。(翻訳・編集/NN)

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