隋皇帝・煬帝が目にした「晋陽宮」、跡地とみられる場所を発見―山西省

Record China    2016年11月18日(金) 23時0分

拡大

17日、中国日報網によると、中国山西省太原市の郊外でこのほど、隋(581〜618年)時代の「晋陽宮」があったとみられる場所が見つかった。

(1 / 4 枚)

2016年11月17日、中国日報網によると、中国山西省太原市の郊外でこのほど、隋(581〜618年)時代の「晋陽宮」があったとみられる場所が見つかった。

その他の写真

晋陽宮は545年に建築が始まり、590年に晋王・楊広(後に隋の第2代皇帝・煬帝)によって拡張が行われた。山西省考古研究所と太原市文物考古研究所は2012年から4年間かけ、晋陽古城2号建築遺跡群で広さ1万平方メートルにわたる発掘作業を実施。専門家らはここで「隋之晋陽宮」と記された石碑が見つかったことを「晋陽宮」の跡地と判断した根拠としている。

現場では約100メートルの距離を置いた東西2カ所で巨大な建物の基礎が見つかり、大量の瓦や石碑、磁器や装飾品なども出土した。西側の建物は唐(618〜907年)代後期のものだという。発掘チームを率いた省考古研究所の韓炳華(ハン・ビンホア)氏は「異なる時代、異なる様式の建築物が1つの場所に造られたことが確認できた」とコメントしている。(翻訳・編集/野谷

この記事のコメントを見る

中国の本ならレコチャのオンラインショップへ
中国・韓国関連の本の販売依頼も受付中

中国や韓国の専門知識を生かしませんか?
レコードチャイナではコラムニストを募集しています。
どしどしご応募ください!応募はこちら

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携