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20日、中国の元WTO加盟交渉者が「トランプ氏の当選を期待していた。女性大統領との交渉はやっかいだ」と述べた。
2016年11月19〜20日、香港の鳳凰衛視(フェニックステレビ)とポータルサイト・鳳凰網が北京で「2016年鳳凰財経サミット」を開催した。
元中国対外経済貿易合作部首席交渉代表兼同部副部長の龍永図(ロン・ヨントゥー)氏は「米大統領選後の米中関係」と題した座談会で、「トランプ氏の当選を期待していた」と語った。同氏は世界貿易機関(WTO)加盟交渉を務めた人物。
その理由として、経済・貿易の交渉代表としては、経済的な角度から交渉しやすい人物が好ましく、政治的な人との交渉は好ましくないということと、女性との交渉はやっかいだという2点を挙げた。
選挙結果について「予想が的中したというわけでもないが」としつつ、トランプ氏は非常に現実的で、利益を重視する人物のはずだと予測し、トランプ氏の当選を心から期待していたと明かした。そして、「今後の米中間の交渉は比較的容易なものになる」との見通しを示した。(翻訳・編集/岡田)
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