Record China 2016年12月19日(月) 22時40分
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18日、韓国メディアによると、国連の潘基文事務総長が、弾劾案が可決され職務停止となった韓国の朴槿恵大統領を厳しく批判する発言をした。資料写真。
2016年12月18日、韓国・世界日報などによると、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長が、弾劾案が可決され職務停止となった韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の指導力不足を厳しく批判する発言をした。
潘氏は16日(現地時間)、米国の外交問題評議会が主催したニューヨークでの懇談会「潘基文事務総長との対話」で演説後、質疑応答の場で、「今、予想もしなかった物事が(韓国で)起こっていることについて改めて驚いている」とし、「朝鮮戦争を除いてはこの種の政治的混乱は経験しなかった」と述べた。
また、現朴政権の「統治力」を、朴槿恵氏の父親である朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領のそれと比較、「韓国国民は4年前に大統領選で選んだ朴槿恵政権を信頼していたが、リーダーシップの不在に裏切られたと感じている」との趣旨の発言もした。韓国メディアは、朴大統領が頻繁に使っていた「信頼と裏切り」の語を潘氏が発したことは、朴槿恵政権に対する全面的な批判と解釈できると伝えている。
潘氏はこの席で韓国の次期大統領選への出馬意思について問われたが、「私はまだ国連事務総長だ」として今月末の退任までは国連での職務に集中する姿勢を示し、明確な回答を避けた。次期大統領候補としての支持率は潘氏は長らくトップの座にあったが、国政介入事件の影響で朴大統領や与党の支持率が低下したのに合わせこのところ低迷している。
この報道を受け、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せた。
「世界の人が、国連の『あるべき統治』がないことに怒っているよ」
「あなたは男版・朴槿恵」
「朴槿恵だけでもこっちは疲れ切ってるんだ。頼むから黙っててくれ」
「慰安婦合意を褒めるのがリーダーシップなのか?」
「確実なのは、君は次期大統領じゃない、ということだ」
「あっちに付いたと思ったら今度はこっちに…もうあの年なのにずいぶんいやらしい生き方をしてるよ」
「今後が心配」
「この人は韓国とは合わないと思う」
「民主主義社会では『統治』と言わずに『奉仕』と言うべき」
「あなたも結局は僕らを『治める』べき対象とみているんだね」(翻訳・編集/吉金)
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