「大陸で働きたい！」、“大陸の資格”が大ブーム―台湾

2008年2月12日、台湾「中央社」によると、台湾では中国大陸で働きたい人の急増に伴って、“大陸の資格”がブームになっている。毎月100人近くが大陸に渡って資格試験を受けているという。「中国新聞ネット」が伝えた。

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台湾の中国文化大学国際財務金融教育センターの楊[王玉]鳴（ヤン・ジュエミン）氏によると、資格取得を目指す年齢層は30代から40代の働き盛り。特に証券、保険、金融関連の資格が人気だという。40歳以上の管理職も増えているとか。

台湾で唯一「大陸の資格対策コース」を開講している大学には、開講1年で1000人を超す受講生が殺到した。技術系資格の人気も急上昇しているという。また、最近では企業管理コンサルティング企業などでも補習コースを開講するなど、ブームはどんどん広がっているようだ。

ただ、楊氏によると、「大陸労働部が発行した資格証書でないと大陸全土で通用しない。省レベルの証書だと恐らくその省でしか通用しない」という。受験者は受験前に、大陸の労働部と社会保障部の公式サイトで良く確認するよう呼びかけている。（翻訳・編集/NN）