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青竜泉古代文化遺跡の考古現場。
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2006年7月21日、湖北省十堰市(こほくしょう じゅうえん)ユン県で、「青竜泉古代文化遺跡」の発掘が始まった。すでに、陶器、人骨などの重要文化財級の遺物が発掘されている。この「青竜泉古代文化遺跡」は、1958年、湖北省を流れる丹江口の水利工事の際、偶然発見されたものである。湖北省文化財研究所の考古学発掘チームのリーダー・朱俊英(ズージュンイン)教授によると、この遺跡の最下層は6000〜7000年前の黄河文明の遺跡で、上層は長江文明の遺跡であるという。教授は、このような点から、この地域一帯が黄河文明と長江文明の交流地点であったのではないか考えているのだという。いずれにしても、この青竜泉古代文化遺跡の研究成果は、これまでの歴史に大きな影響を与えることは間違いないだろう。
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