上海証取がアジア2位に躍進、大阪・香港を抜く―中国

2008年2月14日、中国新聞社は上海証券取引所が昨年取引高、時価総額ともに躍進、アジアでは東京証券取引所に次ぐ第2位となったことを報じた。

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昨年、上海証券取引所の取引高は30兆5000億元（約458兆円）に達し、前年比で4．3倍となった。時価総額は27兆元（約404兆円）で前年比2．9倍増だった。取引高で世界7位、時価総額で世界6位となり、大阪証券取引所・香港証券取引所を抜きアジア2位の座についた。

市場の発展と株価上昇の影響を受け、上海証取の上場企業の資金調達は株式発行などによる直接金融の比率が急速に上昇、前年比15ポイント増の37％となった。全国平均の21％を大きく上回る数値で、ロンドン市場やニューヨーク市場などの40〜50％という規模に近づきつつある。昨年、上海市場での直接金融による資金調達額は全国の約15％を占める1166億元（約1兆7500億円）、史上最高額を更新した。（翻訳・編集/KT）