<続報>老舗デパート、犯罪者扱いの新婚夫婦に花束で謝罪!―パリ

Record China    2008年2月17日(日) 10時43分

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16日、新婚旅行でパリを訪れた中国人夫婦が、今月11日に老舗デパートの「ギャラリー・ラファイエット」で屈辱的な扱いを受けた事件で、同デパート社長が正式な謝罪文を発表。写真は同デパート。

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2008年2月16日、在フランス中国大使館領事部は14日、パリの有名老舗デパート「ギャラリー・ラファイエット」社長の署名入りの謝罪文を受け取ったと発表した。ニュースサイト「中国新聞網」が伝えた。

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謝罪文の中で同社長は、被害にあった中国人夫婦に対し「当店において不愉快な思いをなさったことを心から真摯にお詫びする」と述べているが、被害者が使用したユーロには不審な点があったため、フランスの法律にのっとり現地警察に連絡したと釈明。警察には、今後外国人観光客に対する行為や態度を改善するよう要求すると誓っている。

この謝罪文では、被害者夫婦への具体的な賠償について一切言及しておらず、同大使館領事部の職員は事件が円満解決するまで引き続き交渉に当たると話している。また、被害者夫婦が参加した欧州ツアーの一行は、この謝罪文について「問題の本質に触れていない」と不満気味。同デパートの店員や職員の接客態度やマナーに落ち度があったと認めぬ限り、今後も同様の事件が起こると主張している。

ちなみに同デパートはツアーの参加者全員に香水を、被害者夫婦には花束を贈ったというが、賠償に関しては明確な回答をいまだにしていないとのこと。(翻訳・編集/本郷)

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