Record China 2017年1月5日(木) 19時10分
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4日、台湾人はどうやら、日本人に対して「スリムな体形の人が多い」との印象を持っているようだ。写真は日本人。
2017年1月4日、台湾人はどうやら、日本人に対して「スリムな体形の人が多い」との印象を持っているようだ。日本では逆に、ウーロン茶のCMのイメージもあってか、スラリとした体形の多い中華系の人々をうらやましいと思う人も少なくないだろう。以下は、台湾のネットに掲載された日本人の体形維持の秘密について考察している記事。
台湾人にとって、日本は飛び切り魅力的な国だ。女の子はかわいいし、イケメンが多い。特に、スリムな人が多いと多くの人が感じている。彼らをよく観察していると、その理由には大きく二つが挙げられるだろう。
一つは、「小食なこと」。もう一つは、「とにかくよく歩くこと」だ。
ネットで寄せられた具体的な例を紹介しよう。
「日本で学生たちが食べているお弁当を見たが、ビックリするほど量が少ない。どれだけ貧乏な家の子たちなのかと思ったほどだ」
「日本では相当の大都市に滞在しても、食事にとても不便な思いをする。屋台がとにかく少なくて、食べるものを買ったり、飲食店で食事したりするには、ある程度は歩いて移動することが必要。また、台湾のように夜食の習慣がないため、深夜におなかがすいたら寝て我慢するしかない」
「日本人は通勤時間が長く、しかも徒歩が占める割合も大きいように思う」
「宿泊していたホテルで目的地への行き方を聞いたら、『電車より歩いた方が早い。30分もすれば着くから』と言われ、驚いた」
翻って、台湾人の生活スタイルを考えてみよう。
われわれの食事はとにかく油ものばかりだ。唐揚げにスペアリブ、チャーシューなど…。そもそも朝食からして、油もののオンパレードである(※台湾では朝食に揚げパンやもち米のおにぎりを食べたりする)。飲み物も甘いものばかり。台湾では無糖の飲み物は売れ行きが悪い。それに、台湾はストリートフードの宝庫だ。1日3食以外にも、ちょっと小腹がすいたと思えばそのへんの屋台でいくらでもおいしいものが買える。
移動手段については、とにかく便利優先といえる。学生は半数以上が保護者の送り迎えで通学している。日本のドラマを見ると、日本では徒歩通学が基本のようだ。そして一定の年齢になれば、バイク社会へデビューとなる。台湾はどこへ行ってもバイクの洪水。「ちょっとそこまで…」の距離でも、バイクは欠かせない。
さて、この記事を読んだ読者からのコメントだが、「台湾の生活は快適だ、幸せだ」と、自分たちの恵まれた生活環境を再認識する意見が目立った。
「この記事、一読すると台湾の欠点を述べているようだが、よくよく考えてみると、台湾人は“幸せ太り”と言えるのでは?いつでもどこでもすぐにおいしいものが食べられるのだから」
「家を一歩出れば食べるものがあり、遊ぶものがあり。台湾では住宅地と繁華街の明確な住み分けがないから、住んでみるとすっごく便利だよ」(翻訳・編集/愛玉)
■愛玉プロフィール
中国語翻訳者、ライター。 重慶大学漢語進修課程で中国語を学ぶ。その後、上海で日本人向けフリーペーパーの編集、美容業界誌の中国語版立ち上げなどに携わる。中国在住経験は4年。レコードチャイナの編集員を経て現在、北海道へ子連れIターン移住。フリーで中国ニュースの翻訳や中国関連の執筆などを行う。得意分野は中国グルメ、中華芸能。
連絡先:writeraitama@gmail.com
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