「チベットカモシカ」合成写真、カメラマン所属新聞社が謝罪―黒龍江省大慶市

Record China    2008年2月19日(火) 14時5分

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2月18日の報道によると、中央電視台の06年写真大賞銅賞に選ばれた「青蔵鉄道とチベットカモシカ」の写真が合成であることが判明した事件で、カメラマンが所属する黒龍江省「大慶晩報」がインターネットを通じて謝罪した。

2008年2月18日、新華社通信(電子版)が伝えたところによると、中央電視台(CCTV)の06年写真大賞銅賞に選ばれた「青蔵鉄道とチベットカモシカ」の写真が合成であることが判明した事件で、カメラマンが所属する黒龍江省の夕刊紙「大慶晩報」はインターネットを通じて編集委員会名で謝罪文を公表した。

それによると、「本紙カメラマンの劉為強(リウ・ウェイチアン)が撮影し、06年のCCTV『記憶に残る報道写真大賞』銅賞に選ばれた『青蔵鉄道とチベットカモシカ』の写真が合成であることが判明し、本人もこれを認めた」とし、劉カメラマンの監督責任者としてお詫びするという内容になっている。

劉カメラマンは06年3月18日から300日以上もの間、青海省のココシリに滞在して、密猟で激減したチベットカモシカの保護活動に従事。その間に撮った写真を合成して出来たのが、問題の受賞作だったとしている。

CCTVへの写真応募は全く知らなかったとする「大慶晩報」だが、劉カメラマンに対する教育、監督責任があるとして、編集局長が17日付で引責辞任。劉カメラマン自身も、撮影部副主任の職を解かれた。CCTVから受け取った表彰状とトロフィーは、すでに返却済みという。(翻訳・編集/NN)

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