<2016年中国10大ニュース(2)>リオ五輪開催、中国はメダル獲得3位、天然キャラの競泳選手が話題に

Record China    2016年12月29日(木) 16時20分

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2016年の中国の出来事を振り返る「中国10大ニュース」。今回はリオデジャネイロ五輪を取り上げる。資料写真。

2016年に中国で起きた大きな出来事、話題となったニュースを10回にわたって振り返る。今回取り上げるのは、リオデジャネイロ五輪。

ブラジル・リオデジャネイロで8月5日、南米初となる五輪が幕を開けた。世界205カ国・地域が参加し、中国は400人を超える選手を派遣。21日までの17日間、28競技306種目で激しい戦いが繰り広げられた。

当初、中国は国・地域別のメダルランキングで米国に次ぐ2位になるとの予測もあったが、実際は米国、英国に抜かれ3位となった。内訳は金26、銀18、銅26の計70個。北京五輪(2008年)では金51、銀21、銅28で1位に輝いたものの、ロンドン五輪(2012年)では2位に後退。今大会はさらに順位を1つ下げる結果となった。卓球では3大会連続で男女ともすべての金メダルを獲得するという快挙を成し遂げたが、体操、バドミントン、水泳、射撃では期待された種目で成績を残せず、特に体操は中国が五輪に復帰したロサンゼルス五輪(1984年)以降、最悪と称される結果に。中国の体操競技でのメダル獲得は銅2個にとどまり、中国メディアは「団体で金メダルを取った日本体操男子の成功経験を教訓に」との記事を掲載した。

試合結果とは別に、中国の選手が世界の注目を浴びる場面もあった。女子3メートル板飛び込みの表彰式の会場では銀メダルを受け取った何姿(ホー・ズー)のもとにチームメートの秦凱(チン・カイ)が現れ、ひざまずいて公開プロポーズ。競泳女子100メートル背泳ぎで銅メダルを獲得した傅園慧(フー・ユエンホイ)はすさまじい天然キャラが「並みのお笑い芸人よりずっと面白い」と話題を呼んだ。4年後の東京五輪で中国からはどのようなニューヒーロー、ヒロインが誕生するのか―。日本選手との闘いとともに注目してみたい。(編集/野谷

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