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2月19日の東方早報の報道によると、中国独自の第3世代携帯電話方式(3G)の試験運用が早ければ今春にも北京、天津、瀋陽、深セン、秦皇島、アモイ、上海、広州の8都市で行われる。資料写真。
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2008年2月19日、東方早報の報道によると、中国独自の第3世代携帯電話方式(3G)である「TD-SCDMA」ネットワークの試験運用が早ければ今春にも始まる見通しだ。
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「TD-SCDMA」(以下TD)は、3G携帯電話を利用してテレビ電話や、テレビ放送、ストリーミングメディア放送、ネットゲームなどの機能を利用することが可能になるとされており、すでに中国移動(チャイナ・モバイル)が一部都市でTD体験ブースを設置している。
今回の報道によると、試験運用は北京、天津、瀋陽、深セン、秦皇島、アモイ、上海、広州の8都市で予定されており、関係者の話では、2月上旬から3月初旬に実施される可能性もあるという。
中国移動は旧正月前、6ブランドのTD携帯電話の評価テストを行っており、これらブランドから合わせて6万台のTD端末を購入し、運用開始に備えている。
ただ、業界内ではTDネットワークの試験運用と同時に3Gの営業許可が下りるわけではないとする見方が支配的。このため、TDの正式な商用化や、全国的なネットワークの構築にはまだ時間がかかると見られている。(翻訳・編集/岡田)
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